仕事のモチベーションは、高いときよりも低いときに何をするかを意識しよう。仕事のモチベーションが高いときは、誰でも成果を上げることができる。仕事のモチベーションが低いときにどのように行動するかで成果は変わる。
仕事のモチベーションを無理に上げるよりもモチベーションを把握すること。モチベーションを上げるよりもモチベーションに合わせて仕事内容を変化させていくことを意識してみよう。
仕事のモチベーションとは

仕事のモチベーションとはやる気や意欲。どんなに優秀な人でも、常にモチベーションが高いわけではない。常にモチベーションが高いことに越したことはないが、モチベーションを上げようと無理をすると精神的なダメージも大きくなる。
長く働く上では、モチベーションを上げるよりも自分自身のモチベーションを把握することが重要。優秀な人ほど、今の自分の状態を把握している。モチベーションが高いときには重要度や難易度の高い仕事にチャレンジし、モチベーションが低いときはルーチンワークなど単純作業で成果を上げる準備をしている。
やる気がないとは言えないのでモチベーションが低いと表現する
モチベーションが使われるシーンは、モチベーションが低いときに使われることが多い。仕事のやる気がないとストレートに表現しにくいからモチベーションが低いと表現するのだ。
仕事のモチベーションが高いときに意識すること

仕事のモチベーションが高いときは成果が上げやすいとき。目標達成のポイントとなる重要な仕事にチャレンジしよう。自分のモチベーションが高い日は、午前中に重要な仕事を進めることを意識してみよう。
1日の間でもモチベーションは上下する。モチベーションが高いときに重要度の低い単純作業をしてしまうとモチベーションが下がる原因になるので注意が必要だ。
モチベーションが高い理由を知る
- 仕事がうまくいっている(成果が上がっている)
- 社内外の評価が高い(キャリアアップできている)
- プライベートが充実している
モチベーションが高いのは承認欲求が満たされ自己実現に向かっているから。成果が上がっているので自己評価も高い。自己評価同様に第三者評価も高いときは、もっとも成果を上げやすいときでもあるのだ。
モチベーションが高いときに成果を上げることができれば好循環になり、モチベーションが高い状態が維持できる。
仕事のモチベーションが低いときに何をするかが重要

仕事のモチベーションがひくいときは何をやっても空回りすることが多い。焦れば焦るほど空回りをし仕事のミスが続く。悪循環からの脱却をするためにモチベーションが低いときの仕事運びを変える必要がある。
空回りをしているときに無理にモチベーションを上げる必要はない。モチベーションが高いときに一気に成果を上げるために、モチベーションが低いときはやらなければいけないルーチンワークを淡々とこなす時間に充てることを意識してみよう。
モチベーションが低い理由を知る
- 仕事に追われているのに成果が上がらない
- 自己評価よりも社内外の評価が低い
- プライベートが充実していない
モチベーションが低いときは、自己評価、まわりの評価ともに低い傾向にある。あるいは、自己評価は高いけどまわりの評価が低いときにもモチベーションは低くなる。
まわりの評価が低いときは、どうしても認められたいという欲求が強くなる。「自分はこんなに頑張っているのに認められていない」と、まわりの評価ばかり気になりだしたら注意が必要だ。第三者の評価は、成果に対してすぐに反映されることもあれば、のちに反映されることもあるからだ。
まわりの評価より実現したい目的を意識
まわりの評価を気にしすぎてしまう場合は、あなたの仕事をする目的をもう一度思い出してみよう。あなたは、会社や上司に評価をされるために仕事をしているのだろうか。就職をしたときにもっていた夢を思い出してみよう。あなたは、まわりの評価のために仕事をしているのではなく仕事を通じて何かしらの夢を叶えるために仕事に就いたはずだ。
仕事を続けていると、どうしても認められたいというエゴが前に出てくるときがある。初心に戻り夢を思い出すことでモチベーションが低い状態を脱するきっかけになるので、一度立ち止まって仕事の目的を思い出してみよう。
モチベーションを下げる原因がプライベートにある場合は、なかなか仕事に身が入らないこともあると思う。モチベーションが低いときには無理に上げようとせず、モチベーションが上がるタイミングまで待つことも重要だ。
サボり癖に注意
モチベーションが低いときにサボることはおすすめしない。人間は楽な方に流れる。一度サボり癖がついてしまうとモチベーションが高いときに成果を上げることができなくなるので注意が必要だ。ビジネスパーソンに「やればできる」はない。やればできても成果が上がらなければやってもできないと同じだ。モチベーションが低いときに、ルーチンワークを淡々とこなしながら好機を待つこと。
仕事のモチベーションが低いときこそ差をつけるチャンス

仕事のモチベーションを把握することは自分自身を把握すること。仕事で成果を上げるためには、モチベーションに関係なく仕事をこなすことができるかが重要になる。
モチベーションが大きく上下する人は、まわりを気にしすぎている可能性がある。まわりの評価を気にして仕事をしている状態は、内向きの仕事をしている状態。仕事は外向きに仕事をしているときに成果が上がる。
ちゃんと仕事をしていれば評価はあとからついてくるもの。会社や上司の評価を得るためだけの仕事ではなく目標を達成するための仕事をすることを意識してみよう。
仕事のモチベーションを上げるためのコツ
- まわりの評価を気にしすぎない(承認欲求より自己実現を目指す)
- 公私ともに充実させること(プライベートを軽視しない)