三密対策で始まった働き方改革で成果を出す準備を

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三密対策でテレワークが一気に進みました。ウェブ会議が当たり前になるなどの働き方の変化が始まっています。緊急事態宣言が解除された今だからこそ、今後の働き方を考えておくことが重要です。


三密対策で進んだテレワーク

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コロナウイルス対策の緊急事態宣言で一気に広がった在宅勤務ですが、緊急事態宣言解除後は従来の働き方に戻す会社が増えてきています。安易に従来の働き方に戻すことは、下がった業績を戻すための一時的な対策にしかならないと考えておきましょう。


危機的状況があるときは、従来のやり方を変えるチャンスでもあります。偶然にも2020年の4月から中小企業を含む働き方改革が始まっています。テレワークはコロナウイルスの対策のための働き方ではなく、そもそも働き方改革の中で推奨されている働き方なのです。


従来からテレワークを導入している会社もありますが、多くの会社は今回初めてテレワークを導入したと思います。それでも一か月もすれば、「うちの仕事はテレワークできない」と言っていた人たちも知恵を絞ってなんとか仕事をまわすことができているように感じました。


緊急事態宣言解除後の対応が組織の未来の分岐点

全国で緊急事態宣言が解除された後、街中に人は増えてきています。それでも、元通りの働き方に戻した会社ばかりではありません。当初5月末まで緊急事態宣言が続くと考えて5月末までの段取りをしていた会社も多かったようです。


6月からは今よりも人が増えることが予想されます。時間短縮営業をしていた会社も通常営業時間に戻す流れを取るでしょう。


勝負は6月以降になります。社員は、危機的状況のときほど、会社の対応を見ています。6月以降どのような対応をするかが重要です。


コロナウイルスの第二波、第三波の対策のためだけではありません。あなたの会社が導入しなかったとしても、まわりの会社でテレワークが浸透すれば、いずれはテレワークを導入することになります。


三密対策はテレワークだけじゃない?!

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三密対策と言えばテレワークみたいな流れになっていますが、職種によってはテレワークが導入できない仕事もあります。たまに、「うちは今のやり方じゃないと仕事ができないから何も対策していない」という言葉を聞くことがあります。


変化が起きるときには必ず抵抗があります。長く働いていると、今の仕事の運びが非効率であったとしても、うまく仕事をまわせる術をもっています。長く働いている人ほど、働き方の変化に対応するのに時間がかかります。


上の立場にいる人は、まわりの社員の抵抗があったとしても会社が正しい方向に進むように判断をしなければならないときがあります。


変化には抵抗があります。新しいことを導入するときにはうまく導入しないとベテラン社員の抵抗にあうことでしょう。でも、考え方を変えると、変化ができればチャンスが待っているのです。抵抗をうけて変化できない会社が多ければ多いほど、変化できた会社にはチャンスが待っています。


テレワークが導入できない業界だからと投げやりになってはいけません。三密対策はテレワークだけではありません。あなたの会社で導入できることを導入して三密対策を継続することが重要です。


三密対策を継続する3つの方法

  • 交代勤務による三密対策
  • フレックスタイム制導入による三密対策
  • 簡単な三密対策から始める


交代勤務による三密対策

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交代勤務でテレワークを行う場合、テレワークができない仕事をしている人がテレワークできるように業務を平準化する対策が必要です。コロナウイルス対策のような一時的な対策であれば、交代勤務による自宅待機なども実施できますが、通常業務で自宅待機を導入するわけにはいきません。


社員の不公平感が出ないように交代勤務によるテレワークを開始する必要があります。営業事務であれば、入力業務をしている業務と、営業のサポート業務をしている営業内勤業務があると思います。うまく入力業務と営業内勤業務をわけることで、出勤者と在宅者の仕事を振り分けられるようにしておくことが重要です。


両方の業務をマニュアル化し、誰でもできる業務まで落とし込みましょう。業務の平準化は、業務の見える化でもあります。これを機会に業務内容をしっかり確認することで、マネジメントのヒントが掴めることもあります。


実務者に任せっきりにならないよう注意しましょう。


フレックスタイム制導入による三密対策

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出勤時間をずらす三密対策で今回一般的になったのが時差出勤です。時差出勤や時短営業などの対策を多くの会社が行いました。


時短営業を続けて同じ成果を出せるのであれば理想ですが、営業時間短縮によって利益が減るのであれば、なかなか時短営業を継続するのは難しいものです。


今後も時差出勤を継続するときに検討したいのがフレックスタイム制の導入です。会社の営業時間は時短営業をやめて通常営業に戻したとしても、フレックスタイム制を導入することで、通勤時の三密軽減や社内での三密を軽減することができます。


やる気だけで実現可能な三密対策

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やる気だけで導入可能な三密対策はぜひ実施しましょう。


すぐにできる7つの三密対策

  • ドアや窓を開けて換気する
  • 席のレイアウトを変更する
  • 簡単なやり取りはチャット機能を使う
  • 会議や打ち合わせはウェブで行う
  • 紙の使用を減らしデータのやり取りを増やす
  • ランチタイムをずらす
  • 営業マンの席をフリーアドレスデスクにする


三密対策失敗は今までのコミュニケーションの悪さが原因

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三密対策を始めていくと、いろんな問題点が見えてきます。テレワークなどの新しい働き方の問題点の話ではありません。大人の社会は、本音と建前があります。今までは顔を見て仕事をしていたので気づかなかったことがわかることもあります。


普段仲よさそうに話していると思っていた社員同士の連携が悪く仕事のミスが目立つのはよくあることです。仕事がすごくできると思っていた人が、実は他の社員に仕事を押し付けて手柄を横取りしていただけだったとわかることもあります。


新しい働き方は、仕事の見える化が進みます。見える化が進むことで、仕事のできない社員ほど不平不満を持つことが想定できます。もちろん、仕事の見える化は、本来組織のあるべき姿に近づくので見える化を進める必要があります。


コミュニケーションについても同じです。新しい働き方でコミュニケーションが取りにくくなっているのではありません。新しい働き方で、もともとコミュニケーションが取れていなかったことが明るみになっただけなのです。


三密対策で始まった新しい働き方で成果を上げる

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コロナウイルス対策として、期間限定でテレワークを導入した会社がテレワークを継続するにはまだまだ壁があります。


業務の平準化がしやすい仕事としにくい仕事があるのも事実です。もちろん、業種、業界によってテレワークを導入しやすいかしにくいかもあるでしょう。


新しい働き方を、できないと決めつけてしまわないことが重要です。緊急事態宣言が解除されても、コロナウイルスの第二波、第三波の可能性もあります。もちろん、コロナウイルスだけではなく、天災なども含めいろいろな危機が起こることも想定されます。


変化をすることで会社をよくする

従来のやり方で成果を出していた会社や社員ほど変化をすることを嫌うでしょう。でも、なれないやり方で最初からうまく成果を出せなくても普通です。


テレワークは働き方改革の1つの働き方ですが、会社の置かれている状況に合わせてテレワーク以外の選択もいくらでもあります。働き方改革をうまく進めることができれば、あなたの会社は今より魅力的な会社になります。


今のやり方と新しいやり方で何が違い、業績にどのように影響しているのかをしっかりと考えてみましょう。社員にワークショップで考えてもらうのもいいですね。もちろん、ワークショップもウェブ会議を活用してみましょう。


成果を出すための働き方改革を始める

2020年はビジネスの分岐点になります。手探りで始めたことをどのように活かすことができるかで将来の組織のあり方も変わってくるでしょう。失敗しても組織の存続に影響がないことであればどんどん実施してみましょう。


今は抵抗している社員も、働き方改革でライフバランスがよくなれば考え方も変わってきます。5月までの緊急対策とは違い、6月以降は「成果を出す働き方改革」を始めることを意識しましょう。


いい方向に向かっているかよりも変化をし続けることが重要です。変化をし続けていれば、いずれいい結果が出るものです。ぜひ、三密対策からいろいろ試してみてください。

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