課長が忙しい3つの理由と対策

carrier129_1 マネジメント

課長といえば忙しいというイメージがあるだろう。出世を望まない人が増えている理由の1つは、課長職が忙しいからとも言える。ゴール設定が課長であれば、課長の給料と忙しさを見ると割に合わないと考えるのも自然かもしれない。

ゴール設定が課長ではなく、部長、取締役、社長となってくれば、世の中の課長が忙しいのかを理解できるようになる。課長職はゴールに向かう通過点にすぎない。キャリアアップを目指すなら、「課長は忙しそうで割に合わない」ではなく、なぜ世の中の課長が忙しいのかを知っておこう。

今回は、キャリアアップを目指す管理職前の人向けの記事です。課長が忙しい理由と対処法を知ることで、まわりの目標となる管理職を目指すことができるようになるのでしっかりと学んでおこう。


課長が忙しい理由

  • 実務とマネジメントのダブルワークだから
  • 上司と部下の板挟みになるから
  • 管理職に必要なことを学んでいないから


課長が忙しいのは実務とマネジメントのダブルワークだから

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世の中の課長忙しいのは、実務をこなしながら管理職としての仕事もこなす必要があるから。役職でいえば、課長職から管理職と言われる仕事になる。本来の管理職はマネジメントを行うマネージャー職。しかし、日本の課長職の多くは、プレイングマネージャー。営業課長であれば、営業担当を持ち営業の仕事をこなしながら、課員のマネジメントも行い課の運営をすることを任される。


課長はプレイングマネージャーでいる限り忙しい

プレイングマネージャーでいる間は、組織の役職上は管理職ですが実際は管理職見習いと同じ。実務能力の高さが評価されて昇進した課長ほど気をつけなければならない。実務能力の高い課長は、部下がするより自分がしたほうが早くに成果を出せると考える。実際に個人の能力で競えば、課長が課員より実務能力は高いだろう。いつまでも、自分が一番のプレイヤーでいることを目指してしまえばプレイングマネージャーからマネージャーになることはできないので注意しよう。


組織運営を意識してチームとして成果を出す

チームとして成果を最大化するのが課長の仕事だ。個人の力ではなく、組織運営をする意識を持つことで本来のマネジメントが始まる。課員の優秀な部分を探そう。適材適所を意識して、適切な配置を行うことができれば、組織はあなたをいつまでもプレイングマネージャーに置いておくことはできなくなる。

マネジメントを学びリーダーシップを発揮することで、ただ忙しいだけの課長(プレイングマネージャー)から成果を継続できる課長(マネージャー)になることができます。


課長が忙しいのは上司と部下の板挟みになるから

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課長の忙しさは、中間管理職であることからの人間関係の忙しさでもある。管理職からは会社側の人間になる。中間管理職は、上司から指示された内容を理解し部下に会社の進む方向性を示すことが重要な仕事。上司と部下の板挟みになることも多くストレスを溜めやすいのが中間管理職とも言えるだろう。

上司からのプレッシャーを受け、一方的に業務命令をしても部下はついてこない。部下が納得して行動してくれるよう導かなければならない。課長の忙しさの1つは、上司と部下のクッション材として調整を行わなければならないことなのだ。


部下からのプレッシャー

今までは同僚たちと酒のあてに上司の文句を言っていてもよかったけど、課長になれば元同僚や課員からは煙たい上司の扱いになる。部下にごまをするのではなく、部下から実力を認められ早い段階から信頼される人間関係の構築ができるかがポイントになる。


上司からのプレッシャー

課員のときと違い課長になると、上司からのプレッシャーは大きなものになる。営業課長なら個人の営業成績だけではなくチーム(課)の営業成績を任されることになる。今までであれば、自分の努力でどうにかなった営業成績も、チーム(課)の人たちに頑張ってもらわないと達成できないのだ。

定量目標を達成するためには部下にもプレッシャーをかけなければならないときもあるだろう。管理職になれば、遅かれ早かれ自分は会社側の人間になったと自覚することになる。会社側の人間になったことを自覚し、任された課の運営をすることに注力しよう。


課長が忙しいのは管理職に必要なことを学んでいないから

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課長が忙しい理由は、マネージャーの仕事を理解していないから。営業マンのときに優秀で実務能力が高かったことを評価されて昇進した課長ほど、プレイングマネージャーからのなかなかマネージャーになることができない。

マネージャー職に必要な能力はリーダーシップとマネジメント。実務能力の高かった営業マンから課長になった人なら、リーダーシップを発揮して部下を引っ張っていくことはできるかもしれない。しかし、管理職の基本を知らないとチームを動かすことはできない。チームとして動かせなければ、成果は最大化しない。


実務能力の高さで昇進した営業課長の課題はマネジメント

実務能力の高かった営業課長ほど、部下の能力を信頼していない。部下よりも実務能力が高い自分が対応した方がいい成果が出ると考えてしまうからだ。

営業課長になってチーム(課)を任されているのに、個人の力だけで勝負をしている間はチームとしての成果を上げていくことはできない。

営業課長になれば個人プレーからの脱却をし、チームとして成果を出す習慣をつける必要がある。課員が成果を出しやすくサポートすることも仕事だ。あなたの成果は課員の成果だと考える気持ちを持てる器になろう。

課員の評価が上がればあなたの評価も上がる。課員と競うのではなく課員の成長を待つ。課員の長所を活かした配置をすることを意識しよう。


課長が忙しい理由

  • 実務とマネジメントのダブルワークだから
  • 上司と部下の板挟みになるから
  • 管理職に必要なことを学んでいないから


プレイングマネージャーからマネージャーに進化するには

  • 部下に仕事を任せていく
  • 実力で部下の信頼を獲得する
  • リーダーシップとマネジメントを学び管理職の基礎を知る


課長忙しい3つの理由への対処をしておくことで体を壊すことなく課長職を全うし、次のステップに進むことができる。課長は昇進の中間地点であると考え、課長になったらすぐにゴール設定をさらに上に設定しよう。


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