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手帳を書くことで成果を上げる3つのポイント

carrier135_01 コラム
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今回は、手帳を有効活用するためのヒント。記事を読み終わる頃には、成果を上げる手帳の書き方がわかるようになるので、あなたの手帳の活用方法が変わることを期待している。手帳に書くこと3つは、目的・目標・行動計画。成果を上げる手帳の書き方を覚えよう。


手帳に書く3つのことを理解すれば成果が上がる

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多くのビジネスパーソンは手帳に何を書いているだろうか。

多くのビジネスパーソンは手帳にスケジュールを書いている。本来、手帳に書くことは3つある。しかし、多くのビジエスパーソンは手帳に1つのことしか書いていないのだ。成果を上げるためには、手帳に3つのことを書いておく必要があると覚えておこう。


手帳に書く3つのこと

  • 定性目標(目的)
  • 定量目標(数値目標)
  • 行動計画


手帳に書くこと1:ゴール設定(目的)の見える化

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最初に手帳に書くことは、目的(ゴール設定)。

手帳の表紙をめくった見開きの1ページの左側に箇条書きでゴールと目標達成のための判断基準を書くことから始めよう。会社で与えられた定性目標ではなく、あなたが人生で目指していることを書いておくのも1つ。


私の実際のゴール設定と目標達成のための判断基準の内容(参考程度)

例えば、私は1年間の指針を『優雅に振る舞い余裕の行動』とした年があった。

私は、優雅な人生を送るために行動している。優雅な人生を送るためには、優雅になる前から優雅になった状態と同じ行動を取ることが重要になる。だから、目的は『優雅になること』、優雅になるために行動の判断基準は、いかなるときも優雅に振る舞い余裕のある行動を取ることにしたのだ。

目的が明確であれば行動や判断の基準も明確になる。基準が明確になれば、スケジュール管理はできたも同然。1年後にゴールに近づくための逆算をしてスケジュールを立てていくと数値目標は達成しやすいので、まずはしっかりとゴール設定をしておこう。


手帳に書くこと2:定量目標で数値化

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2番目に手帳に書くことは、数値化された目標。

定量目標とは営業部なら売上目標や粗利目標と言われている数値化された具体的な目標のこと。目標は数値化されていることが重要だ。自分へのノルマだと思ってしっかりと達成基準を数値化をしておこう。

数値化は必ずしもお金である必要はない。例えば、『年収500万になる』よりも、『(年収500万円になるために)週に1回120分の読書をし、学んだ営業戦術を1日1時間は顧客に実践する』のような具体的な数値が入った目標を書いておくことが目標を達成するポイントだ。

数値化は具体的になればなるほど達成しやすくなる。達成可能な目標を考えるコツは目的を明確にすることと目的達成に必要な数値を出すことの2つ。


手帳に書くこと3:行動計画はゴールからの逆算で決めること

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3番目に手帳に書くことは行動計画。書いたら終わりではなく、行動計画は常に最新のものに更新していく事が重要だ。

多くのビジネスパーソンが手帳に書くスケジュール。きれいに埋めたスケジュールは見ているだけで自己満足できるだろう。でも、スケジュールをただ埋めるだけでは成果を上げることはできない。成果を上げるためには、ただスケジュールを書くのではなく目標に近づくスケジュールで手帳を埋めていく必要があるのだ。成果を出すためのスケジュールとは目的や目標を達成するための行動計画とも言えるだろう。

手帳のスケジュール欄には最初に行動計画を書いておこう。年間の行動計画をまず埋めてしまい、月間の行動計画を埋めていき、週の行動計画まで落とし込んでいく。1日のスケジュールを埋めることを意識するのではなく、ゴールに達成するためのスケジュール管理を意識してみよう。

スケジュール欄には行動計画を書いておくことが重要だ。行動計画に結果を書き足していくうちに、ゴールへの道筋(やるべきこと)が見えてきます。行動計画を作り始めるときは、目標の達成に影響度の高いもの、すでに決まっている(会議などの)予定を先に埋めるようにしたい。


スケジュールはゴールからの逆算であることが重要

スケジュールはなんとなく埋めていくものではない。必ず、ゴールに到達するために必要なことからスケジュールを埋めていくことが重要だ。ゴールからの逆算をせずにスケジュールを立てていくと、行動がぶれます。行動がぶれればいい結果が出にくくなるので注意。


仕事以外の例題でヒント掴んでみよう

難しく考えているあなたのためにすごく単純な例をあげてみよう。あなたは半年後に30万円のテレビを買うことにした。半年後に30万円のテレビを買うための手帳の書き方は次のようになる。


例題:半年後に30万円のテレビを買うための手帳の使い方

半年後にテレビを買うための最初の計画を立ててみよう。


最初の計画

目的:半年後にテレビを買う

目標:30万円を用意する

行動計画:1か月に5万円ずつ貯金していく


最初に、目的を表紙をめくった見開き左側に大きく書こう。見開き右側に目標値を書く。そして、スケジュール欄に行動計画を埋めていこう。例えば、給料日が毎月25日なら、26日に5万円を貯金口座に移すなど。



次に目標が達成できないと判断して行動計画を修正するパターンを紹介する。


2回目の行動計画
  • 1か月に5万円ずつ貯金していく→1か月に4万円ずつ貯金をしていく(24万円)
  • (追加)昇給をした分を貯金する→1か月に5千円ずつ貯金する(3万円)
  • (追加)アンケートサイトで3万円分貯める→アンケートを3万円分貯める(月に6千円)


5万円の貯金が難しそうなので計画を変更してみると、追加項目が新たな目標が見えてくるもの。スケジュール欄に目標を達成するためのスケジュールを追加していこう。例えば、毎日21時にアンケートサイトでアンケートに答えるとスケジュールを追加するなど。


さらに、計画を修正してみよう。アンケートサイトだけでは目標を達成できないとわかった段階で計画を変更する例。


3回目の行動計画

アンケートサイト半年で貯められそうなのは2万円。計画に対し1万円が不足しそうなので、別の方法で1万円を用意することにした。半期に一度株主に払われる配当金に注目した。1万円の配当金をもらうには、半期の配当が1株あたり10円の株を1000株持つ必要がある。あるいは、半期の配当が1株あたり20円の株を500株(税金など細かい数値は計算をややこしくするので今回はあえていれていません)。では、半年間あるので取引方法は週に1回のチャート確認を行動計画に加えることにした。


目標達成のために行動計画を見直すことでスケジュールが埋まっていくことが理想

今の例題から学んでほしいことは、スケジュールはゴールに近づくための行動計画であること。お客様に呼ばれているからとか、空いている時間が嫌ですき間を埋めるようににゴールと関係のない予定を放り込むのは避けたいところ。

例えば、友人が同じ目標を立てた場合は、別の方法でゴールを目指すことも考えられるだろう。30万円のお金を用意することなら短期で達成可能な目標なので、キャピタルゲイン(売買差益)で30万円を獲得する道を選ぶなど。でも、あなたは慌てて自分の行動計画を変更する必要はない。ゴールに到達する道は1つではないので行動計画を変更する必要はないのだ。あなたが描いたゴールへの道筋が配当金によるインカムゲイン(継続して受け取る利益)であれば、あなたはインカムゲインで達成するために優良株を探すことを行動計画に織り込んでいくことが重要なのだ。隣の芝生は青く見えるが、自分の考えがぶれないように注意しよう。

スケジュール管理をするのはなぜかを考えてみよう。スケジュール管理はゴールに到達するためにしている。ゴールに到達できなければ、自分の行動を管理している意味はないとも言えるだろう。つまり、スケジュールは目標を達成するために立てるものということ。目的や目標が一緒でも、目標を達成するためのゴールへの道筋はいくつもある。ゴールに到達できる道はいくつもあり、遠回りをすることになってもゴールに近づいていれば、いつか必ずゴールすることができるのだ。

ここで覚えておいてほしいことは、手帳に書く目的や目標がかわらなくても行動計画は常に更新されていくこと。


手帳に書くこと(まとめ)

ビジネスマインドまとめ


手帳に書くことのまとめ。手帳に書く3つのことは、目的、目標、行動計画。最初に数値化せずに大きな目的を描く。目的を描いたら、ゴールに到達するために数値目標を作る。そして、目標を達成するためのスケジュールを埋めていく。

手帳は、あなたがスケジュールを書くときや商談をするときに開くもの。見開き1ページ目に目的と目標が書かれていれば行動がぶれることはなくなるだろう。手帳に書く目的や目標は、1年を通じた年間目標にしておくことが重要だ。

節目節目に、目的と目標を決めて手帳に書くことでゴールまでの距離を意識するようになる。ゴールまでの距離を意識できるようになれば、現状把握もできるようになるので、目標達成できたも同然だ。


手帳に書く目的(ゴール設定)が重要な理由

ゴールが見えなければ目を閉じて走るようなもの。やるべきことを見える化をする意識をもってみよう。行動計画を立て、行動に対しての結果を書き足していくことで、目的や目標を達成するための道筋が見えてくる。行動計画を立てたら終わりではなく継続更新していくことが重要なのだ。手帳を書くことは無駄ではない。あなたのやるべき指針を明確にするための手帳作りをしてみよう。


  


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