時間管理をするなら、忙しいことを態度に出す人の対策をしておくことが重要だ。
もちろん、あなたが忙しいことを態度に出せば、仕事ができない人のレッテルを貼られることにもなるので注意しよう。
周囲の、忙しいことを態度に出す人に自分のペースを乱されてはいけない。自分のペースを守るためにも、忙しいことを態度に出す人の特徴を押さえて対策しておこう。
時間管理をするなら忙しいことを態度に出す人と距離を取ろう
忙しいことを態度に出す人の3つの特徴はどれも自分本位のもの。周囲に対しSOSを出していることもあるが、自分が手を抜くために忙しいフリをしていることもあるので注意が必要だ。
忙しいことを態度に出す人の3つの特徴
- 周囲を気にしすぎる人
- 仕事量を調整したい人
- 忙しい自分に酔っている人
時間管理ができる人は忙しさを見せない
1日24時間、誰でも平等に与えられている。残業をほとんどしないで成果を上げる人もいれば、残業ばかりしているのに成果を上げることができない人もいる。
忙しいが口癖の人や、いつもバタバタしている人は本人が思うほど仕事はできていない。忙しそうな人は、なんで自分ばかりが忙しいのだろうと考えているかもしれない。
でも、本当に忙しい人は忙しいと口にする暇はないし段取り悪くバタバタとするほどの暇はない。
忙しいは時間管理ができていないのと同じ
時間管理を考えるとき、忙しそうにしている人が忙しい人だと勘違いしてしまいがち。
でも、実際は、忙しい人ほど涼しい顔をしてさらっと仕事をこなしている。仕事ができる人は忙しそうにしている人を仕事ができない人と考えている。
仕事ができる人が忙しそうにしない理由は、忙しそうにしていればチャンスを逃すから。あなたが重要な仕事を頼むときに、いつもバタバタしていて忙しそうな人に頼むだろうか。
重要な仕事はバタバタしている人ではなくバタバタせずに成果を上げている人に頼むはず。
仕事ができる人は、内心は焦るほど忙しくても涼しい顔で仕事をこなしているのだ。だから、仕事ができる人に仕事が集中する。
時間管理の徹底は仕事ができる人の特徴
仕事ができる人ほど時間管理を徹底している。仕事量が多いので、普通の人と同じように仕事をしていたら間に合わない。
仕事ができる人は、忙しいことを態度に出すよりも段取りにこだわるのが特長だ。仕事は段取りが8割と言っても過言ではない。仕事の全体量を把握し段取りに一手間かけることで仕事を効率よく進めることができる。
仕事ができる人は、忙しいことをアピールするよりも仕事を完了することを優先している。無駄を削ぎ落とし時間を捻出するために普段から考え続けている。仕事ができる人はどこにそんな時間があるのかと思うぐらい時間のやりくりが上手だ。仕事ができる人は時間管理の達人とも言えるだろう。
【時間管理】忙しいことを態度に出す人の3つの特徴と対策
時間管理を考えるとき、仕事ができる人は忙しいことを態度に出さない。逆に、仕事ができない人ほど忙しいことをアピールする。
忙しいことを態度に出す人の3つの特徴と対策についてまとめておこう。
時間管理ができていない人の特徴1:周囲を気にしすぎる人
時間管理ができていない人の特徴1つめは、周囲ばかり気にして自分の仕事に集中できていない人。なかには、やる気が空回りしている人もいる。まわりのことばかり気にする人は、目の前の仕事よりもまわりからどう見られているかばかりを気にしている。本当は仕事ができるのに、自信がないことで仕事で成果を上げにくくしている人とも言えるだろう。
対策
忙しいことを態度に出す人の中では一番仕事をしているので、仕事の線引きを明確にしておくことで対策しよう。頼んでもいないのに聞き耳を立てて仕事に手を出してくる場合は、安易に仕事を頼んでしまわないよう注意したい。
時間管理ができていない人の特徴2:仕事量を調整したい人
時間管理ができていない人の特徴2つめは、最低限の仕事しかしないために忙しいフリを演出している人。自分のキャパシティを知っている部分では仕事ができる人と変わらないが、仕事で手を抜くことを考えている自分に甘い人が多いのが特徴だ。
仕事量を調整するタイプは中堅以上の社員に多く、後輩や新人に仕事を押し付ける。最低限の仕事しかせず、後輩に仕事を押し付けるので組織全体の指揮を下げるタイプとも言える。
誰かが手を抜けば誰かに負荷がかかる。ずる賢い人も多く、上司の前では一生懸命仕事をしているフリをするからやっかいだ。仕事ができる上司なら見破ることができるが、部下をしっかりと見ていない上司だと、なまじ仕事ができる手抜き社員に騙されてしまう。仕事を一生懸命している人からしたら、仕事量を調整するために忙しいフリをする人は一番やっかいな存在なのだ。
対策
仕事量を調整したい人は上司が見ていないところで手を抜くのが特徴だ。中堅社員の場合も多く、後輩の立場では言いにくいこともあるだろう。
対策は、上司が気づくようにすること。上司が判断しやすいように仕事の見える化をすすめることが大事だ。
心配は無用だ。仕事量を調整したい人は本人が思うほど優秀ではない。仕事ができる人は、小手先のごまかしよりも長期的に成果を上げることを重視するからだ。
もし、あなたが後輩の立場なら仕事量を調整している人に上手に頼るのもひとつ。
時間管理ができていない人の特徴3:忙しい自分に酔っている人
時間管理ができていない人の特徴3つめは、忙しそうに場を仕切っている人。忙しそうにしていると仕事ができるように見えると勘違いしているタイプだ。プライドが高く、まわりから仕事ができるように見られるにはどうすればよいかばかり考えている。仕事ではなく、まわりの人にどう思われるかに意識が向きすぎているため処理能力は低い。
忙しそうに場を仕切る人には、2つのタイプがいる。実力を過信して勘違いしている人、自分の実力を知っているからこそ見栄を張っている人。
どちらのタイプも考えが浅い人が多く、最初は騙されてもだんだんとメッキがはがれていくことが多い。忙しそうに場をしきる人は、権威に弱く相手を見て態度を変えるので、自分の方が立場が弱いときは注意しておこう。
対策
忙しい自分に酔っている人は、お調子者で演出ほどの実力がないのが特徴だ。本当に仕事ができる人の前では、見透かされることを恐れて従順な姿勢を見せている。
立場の弱い人に無理難題を言うことが続くなら上司に動いてもらうのが近道。忙しい自分に酔っている人から忙しいと演出できないぐらい仕事量を減らしてメッキをはがしてもらおう。
放っておいても自滅する人も多いので、適度な距離を保ち、仕事ができる人の近くに逃げておくのもいいだろう。
【時間管理】忙しいことを態度に出す人の3つの特徴と対策(まとめ)
時間管理ができていない人が忙しいことを態度に出す。あなたのまわりの忙しいことを態度に出す人から距離を取ることが重要だ。
忙しいことを態度に出す人の3つの特徴
- 周囲を気にしすぎる人
- 仕事量を調整したい人
- 忙しい自分に酔っている人
忙しいことを態度に出す人への対策
- 適度な距離を取る
- 仕事を安請け合いしない
- 仕事ができる人の近くに逃げる
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