昼休みを車の中で過ごす営業マンは出世しない。私自身も営業マン時代に車で昼食を食べていたこともあるが、昼休みを車で過ごさなくなってから飛躍的に伸びたタイプの人間だ。
もし将来、あなたが昇進を視野に入れているなら、今日からでも昼休みを車で過ごすことをやめることをおすすめする。
営業マンが車で昼食を食べると出世できないのはなぜ?
昼休みに、コンビニに車を停めて食事をする営業マンはなぜ出世できないのだろうか。営業マンが車で昼休みを過ごすことにはデメリットがあるからだ。
そもそも出世とは
役職が上がることを昇進と言う。昇進と昇格は厳密には意味が違うので注意しておこう。昇進するときに同時に昇格をすることが多いのでごっちゃになりがちだが、昇進は役職が上がること、昇格は給料の基準でもある等級が上がること。
営業マンが車で昼休みを過ごすのはゆっくり休憩したいから?
車の中で昼休憩ができる営業マンは車の中が快適な空間になっている。車でお弁当を食べ、シートを倒して昼寝をするのが日課になっている人もいる。仮眠のはずが、うっかり2時間以上寝てしまっている人もいることだろう。
昼寝をしている営業車がたくさん停まっている駐車場には同じような人が集まってくる。午後から仕事をしたくない人たちに囲まれていると同じようにサボりたい気持ちが出てくるのは普通のことだ。
将来出世をする人はサボることよりも成果を上げることに貪欲だ。車の中で昼休みを過ごせば、メリハリのない時間を過ごすことになる。昼休みの時間は一旦車を降り、別の空間で食事をすることが重要だと考えよう。
営業マンは会社の外に出れば会社の顔
営業は社外の人と会う(商談をする)仕事。
あなたは、会社の規定通りの昼休憩の時間を自由につかっているだけかもしれない。でも、万が一お客様が車で昼寝をしているあなたを見たらどう思うかを考えておくことが重要だ。どれだけお客様の前で忙しい営業マンを演出しても、メッキは剥がれてしまうことになる。
営業マンがサボりやすい理由
営業マンがサボりやすい理由は外出することにある。外出してしまえば上司に監視されることもなく比較的自由に行動することができることが、サボりたいと思えばサボれてしまう理由だ。少なくても上司が目の前にいるときに堂々とサボることができないので内勤者よりはサボりやすいと言えるだろう。
ただ、あなたがもし将来出世したいなら、メリハリのある昼休みを過ごすことが重要だ。仕事をしている場所と同じ場所で食事をするのではなく、一旦仕事をしている場所から離れて仕事をする。一見、どうでもいいことのようで、仕事する場所と休憩する場所を変えることは重要だ。
営業マンはお客様都合で昼休憩をずらしている?
営業マンに昼休憩が長いことを指摘するといくつかの返事のパターンがある。
昼休憩を理由にサボっている営業マンの言い訳
- 商談が長引いたので昼をずらしている
- アポイントに空きができた
- 営業戦術を考えている
営業マンがサボる定番はコンビニ
営業マンがサボっている姿を一番見かけるのはコンビニの駐車場ではないだろうか。コンビニの駐車場は、営業マンにとってはオアシスのようなもの。
営業マンが車でご飯を食べる理由
- 食べた後にシートを倒して昼寝をする
- 食べた後にスマホで時間を潰す
- 食事代を節約する
営業マンは、車を休憩スペースにすることでパーソナルスペースを確保する。誰にも邪魔されない空間を作るのだ。飲食店で食事をするときなら、あまりに長時間座ることは難しい上に昼寝をすることは難しいだろう。もちろん、コンビニ弁当は飲食店よりも安上がりなのでサボりたい営業マンにとっては魅力がたくさんあるだろう。
営業マンは昼休みの時間のつかい方で出世できるか決まる
営業マンにとって昼休みの過ごし方は重要だ。昼をどう過ごすかで将来が変わると言っても過言ではない。将来出世したい営業マンは昼休みの過ごし方を変えてみることが近道だ。
人間は弱いので、やる気があっても多くの人がサボっている場所に行けば、「ちょっとぐらい自分もサボらないと損だ」と考えてしまうだろう。
サボりが多いコンビニの駐車場に行く頻度を減らす
まわりがサボっている場所を避けるようにしておくこと。間違っても、駐車場が広く、停車して昼寝をしている営業マンが多い場所に長居をしないようにしたい。
仕事ができる人と同じ空間に身を置く
バリバリ仕事をする人が集まる空間に身を置くとサボることができなくなるのでおすすめだ。昼寝をするなと言っているわけではない。適度な昼寝で頭が冴えると言う人もいるだろう。昼寝が悪いわけではなく、時間管理を徹底していないことが問題だと考えよう。
営業マンの休憩時間の使い方をもっと学ぼう
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